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Google Pixel 11 256GBでTensor G6プロセッサーの性能を測定して、ベンチマーク結果などを詳しく記述しました。
今回はGoogle Pixel 10 128GBと同時にスコアを測定して比較しています。併せてご覧ください。

Google Tensor G6について
Tensor G6 仕様
▼Google Tensor G6のスペックです。
| Google Tensor G6 | |
|---|---|
| 製造 | TSMC 3nm(第2世代、Tensor G5と同世代プロセス) |
| アーキテクチャ | Armv9 |
| リリース | 2026/08 |
| 性能 | |
| CPU(7コア) | 1x Arm C1-Ultra@4.1GHz 4x Arm C1-Pro@3.4GHz 2x Arm C1-Pro@2.65GHz |
| GPU | Imagination PowerVR CXTP-48-1536 |
| NPU | 第5世代Google TPU + nano-TPU |
| モデム | MediaTek M90 最大12Gbpsのダウンロード、衛星通信対応 |
| 通信 | Wi-Fi 7 / Bluetooth 6 |
Device Info HWアプリで取得した情報です↓
特徴
Tensor G5からCPU世代が2つ進み、ARM C1シリーズを採用しています。
Google公式によると、Tensor G5比でウェブブラウジング速度が25%向上、アプリ起動が15%高速化、GPU性能は約80%向上、CPU電力効率は最大20〜30%改善したとしています。
ベンチマーク(AnTuTu他)
AnTuTuベンチマーク
定番の総合ベンチマークAnTuTu総合スコアです。
最新バージョンのv11.1.5と旧バージョンのv10.5.2で測定しました。
Pixel 11↓
Pixel 10↓
比較
| 比較 | AnTuTu 10 総合スコア |
|---|---|
| Tensor G5 | |
| Tensor G6 | |
| Snapdragon 8 Elite Gen 5 | |
| Dimensity 9500 |
AnTuTuは何度か測定していますが、Pixel 10・Pixel 11ともに不安定で、実行するごとにスコアがコロコロ変わるので正直お手上げです。
端末を冷やして測定したスコアですが、最もバッテリー温度の低い状態で開始した状態が一番悪いスコアでした。
特にCPU・GPUのスコアの振れ幅が大きく、Pixel 10では過去に80万点を超えていたこともありましたが、50万点を下回ることも多々あります。
完全にベンチマークへの最適化ができていないと見るべきなので、これは参考値でお願いします。今後もPixel 11のスコアは追記していきます。
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Geekbench 6
Geekbench 6でCPU、GPUの性能を測定します。
Pixel 11↓
Pixel 10↓
CPU・GPU Vulkan・GPU OpenCL↓
| SoC | シングル | マルチ | Vulkan | OpenCL |
|---|---|---|---|---|
| Tensor G5 | 2251 | 5495 | 4067 | 4672 |
| Tensor G6 | 2687 | 6931 | 6131 | 7651 |
| Snapdragon 8 Elite Gen 5 | 3517 | 10622 | 27749 | 23883 |
| Dimensity 9500 | 3226 | 9783 | 23209 | 22468 |
Geekbench7
最新のGeekbench7の測定結果です。あまりまだサンプルがないため参考値での測定となります。
Pixel 11(CPU・Vulkan GPU・OpenCL GPU)↓
Pixel 10(CPU・Vulkan GPU・OpenCL GPU)↓
3DMark
定番グラフィックベンチマークの3DMarkにてGPU性能を測定します。
Tensor G6に内蔵されるPowerVR CXTP-48-1536 GPUでは、Vulkanレイトレーシングを測定するSolar Bayシリーズ非対応でした。Tensor G5でも同様です。
Pixel 11↓
Pixel 10↓
3DMarkの3Dグラフィックタイトルの特徴は次の通りです。
- Wild Life:軽量1440p
- Wild Life Extreme:重量級2160p
- Steel Nomad Light:重量級1440p(最新)
全てクロスプラットフォームで比較可能なUnlimitedモードで測定します。
比較
| 3DMark | Wild Life | Wild Life Extreme | Steel Nomad Light | Solar Bay | Solar Bay Extreme |
|---|---|---|---|---|---|
| Tensor G5 | 12999 | 3185 | 946 | - | - |
| Tensor G6 | 14262 | 3360 | 1063 | - | - |
| Snapdragon 8 Elite Gen 5(通常版) | 29600 | 7561 | 2980 | 13944 | 1389 |
| Dimensity 9500 | 26492 | 7246 | 2553 | 15052 | 1280 |
ベンチマーク提供:https://benchmarks.ul.com/
3DMark Stress Test
1分間の4KグラフィックベンチマークWildLife Extremeを、20回20分連続で実行して、スコアや発熱、バッテリー持ちなどの耐久性を測る3DMark WildLife Extreme Stress Testを試しました。
Pixel 11↓
実行後の本体発熱↓
Pixel 10↓
実行後の本体発熱↓
| 比較 | 最高 | 最低 | 維持率 | 電池 | FPS | 温度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Pixel 10a(参考) | 2686 | 1845 | 68.7% | -4% | 8~20 | 46.0 |
| Pixel 10 | 3107 | 1965 | 63.2% | -5% | 9~21 | 45.4 |
| Pixel 11 | 3462 | 2214 | 64% | -4% | 11~24 | 45.7 |
| Galaxy S26(参考) | 8035 | 4405 | 54.8% | -13% | 19~59 | 44.3 |
PCMark
PCMark Work 3.0 performanceを実行しました。
Pixel 11で測定↓
Pixel 10で測定↓
比較
| 機種 | 120Hz | 60Hz |
|---|---|---|
| Pixel 10a(参考) | 15238 | 13334 |
| Pixel 10 | 17021 | 14770 |
| Pixel 11 | 17645 | 15677 |
| Galaxy S26(参考) | 20173 | 18398 |
ブラウザベンチマーク
実行したのはOctane 2.0・Octane 2.0 Plus・AnTuTu HTML Test・Speedometer3.1・JetStream2・WebXPRT4の6つです。
計測はすべて最新版のChrome ver151で行いました。
Pixel 11↓
Pixel 10↓
Galaxy S26のスコア↓
Pixel 10aのスコア↓
ベンチマークリンク集↓
Google Octane 2.0Octane 2.0 PlusWebXPRT4AnTuTu HTML5 TestSpeedometer 3.1JetStream 2
Pixel 11 ベンチマークまとめ
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Tensor G6は、残念なことにTensor G5との比較ではブラウジング25%高速化という公式発表がありましたが、ほとんどのブラウザベンチマークではそのような改良は見られず、ものによってはPixel 10の方が良い結果を残しています。GPUはある程度の改善を見せましたが、他のチップとの差が酷く評価点とはなり得ません。
CPUの性能だけを見れば悪くないSoCですが、やはりGPUが致命的で、またスマホ業界のデファクトスタンダードなAnTuTuのスコアが安定せず絶望的に低いことから、ネガティブな見方をされてしまっているように思います。
高額なPixel 11 ProシリーズではTensor G6がその価格に見合っているかどうか疑問ですが、Google Storeでの実質価格が10万円を切ってくるPixel 11無印のチップとしては優秀だと思います。
CPUパワーだけは準フラグシップ級で、Snapdragon 8s Gen 4やDimensity 9500sと同等の実力があると判断しました。重量級のゲームをせず、カメラと普段遣いの快適性重視ならアリです。
Googleは普段遣いを重視していてベンチマークに拘らないという方針なので、こういう定量的な比較ではどうしても劣ってしまうように見えますが、スマホ自体が悪いという訳では無いということをご留意ください。
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