6月17日、FCNT合同会社から新しいSIMフリースマートフォン「arrows Alpha」が発表されました。
2025年8月に発売予定です。
今のところ値段は未定ですが、報道によれば8万円程度とのことです。
詳細スペック
基本情報 | |
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機種名 | arrows Alpha |
メーカー | FCNT |
発売日 | 2025年8月 |
プロセッサー | |
SoC | MediaTek Dimensity 8350 Extreme (4nm) |
CPU | 1x Cortex-A715@3.35GHz 3x Cortex-A715@3.2GHz 4x Cortex-A510@2.2GHz |
GPU | Mali-G615 MC6 |
NPU | MediaTek NPU 780 |
メモリ情報 | |
構成 | 12GB/512GB |
規格 | LPDDR5X |
UFS4.0 | |
外部ストレージ | 最大2TBのmicroSDカード |
ディスプレイ | |
画面 | 6.4インチ/OLED/解像度2670×1200/20:9/460dpi Corning Gorilla Glass 7i |
明るさ | ピーク輝度3000nit |
リフレッシュレート | 最大144Hz LTPO |
外観 | |
本体素材 | フレーム:再生アルミニウム 背面素材:再生プラスチック |
サイズ | 156 x 72 x 8.8 mm |
重さ | 188 g |
カラー | |
カメラ | |
メインカメラ | 5030万画素, センサーサイズ1/1.56, F値1.88, OIS |
超広角カメラ | 4990万画素, センサーサイズ1/2.70, F値2.05 |
インカメ | 4990万画素, センサーサイズ1/2.70, F値2.0 |
バッテリー | |
容量 | 5000 mAh |
充電 | 90 W(付属充電器) USB-PD3.0 |
ワイヤレス | – |
通信機能 | |
ネットワーク | Wi-Fi 6 /Bluetooth 5.4 |
SIM | nanoSIM /eSIM |
バンド帯 | 5G:n1 / n3 / n28 / n40 / n41 / n77 / n78 / n79 4G:B1 / B3 / B8 / B18 / B19 / B21 / B28 / B41 / B42 3G:- |
NFC | おサイフケータイ |
その他 | |
サウンド | Dolby Atmos/ハイレゾ aptX/aptX HD/LDAC/LHDC |
USB | USB-C 3.1 |
防水・耐久 | 防水:IP68/IP69 耐久:MIL-STD-810H 備考:ハンドソープで洗える・アルコール除菌対応 |
生体認証 | 顔認証/指紋認証 |
サポート | |
OS | Android 15 |
アップデート保証 | 3回のバージョンアップ/5年のセキュリティ |
付属品 | ACアダプタ/USB-Cケーブル |
ミドルハイなarrows Alpha
arrow Alpha はSoC にMediaTek Dimensty 8350 Extremeを採用しており、RAM 12GBと ROM 512GB UFS4.0と十分な容量を確保している上に高速な規格です。追加でさらにmicroSDカードも利用できます。
MediaTek Dimensity 8350 Extreme は MediaTek Dimensity 8300に似ており、AnTuTuスコアは130万程度と予測されます。平均以上のミドルハイなスマホです。
90Wの急速充電にも対応して35分で100%充電が完了するとアピールされており、充電は非常に速いです。さらに充電器とケーブルは同梱です。
国内ブランドならでは
・ダイレクト給電
バッテリーいたわり機能である「ダイレクト給電」を備えています。電源に繋いでおくことでバッテリーを劣化させることなく使用でき、この端末をずっと長期間使い続けられます。
最長5年のセキュリティアップデート期間が終了するまで、バッテリーを傷めず使うことができます。
・手洗いOK
衛生面でも泡ハンドソープでの手洗い、アルコール除菌が可能としており、スマホの汚れを直接洗浄できます。
・ヘルスチェック
自律神経や心拍数の測定機能も備えておりこれ一台で健康管理ができます。
▼カメラの下にあるセンサーに指先を置いて測定できます。
グローバルに展開されるスマホブランドと比べると珍しい機能性が備わっており、国内ブランドならではと言ったところです。
arrows AI
独自のAI機能「arrows AI」搭載がアピールされており、Google Geminiに加えて質問に答えてくれるアシスタント型のAIのようです。
今年の秋冬にアップデートが実施されて、「LINEなど通知内容の要約」「絵文字や壁紙の生成」ができるようになるとのことです。
その他、Googleのかこって検索にも対応です。AI機能は充実している方だと言えます。
motorola edge 60 pro と共通する部分も
2023年からFCNT合同会社の親会社となった Lenovo が今年に発売したスマホ「motorola edge 60 pro」と共通する部分が多いです。
motorola edge 60 pro も同じくSoCにDimensity 8350 Extreme、RAMにLPDDR5X-12GB、ストレージに512GB UFS4.0を搭載します。また90W の急速充電に対応するなど似ています。
その他にも共通点が多いため、内部的な仕様ではmotorola edge 60 pro の多くが流用されて製造されていると思われます。そのため比較的安い値段で提供されるかもしれません。
ちなみに motorola edge 60 pro は日本でも技適認証通過していることから、ソフトバンクとSIMフリーから発売予定だと言われています。
▼motorola edge 60 pro はこちら

90Wの急速充電についても付属の充電器ではmotorola edge 60 pro と同じくTurboPowerでないかと思います。汎用規格のUSB-PD3.0にも対応しています。
▼充電器はmotorola edge 50s pro 付属のものと似ています。
販路
SIMフリー販売の他、ドコモからキャリアモデルとして arrows Alpha F-51F が販売されます。発売は8月下旬とのことです。
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